杉並区初の民間薪能。「アートを媒体として人、まち、自然との共存」をテーマに幻想の一夜を区民に提供し、日本の伝統芸能を伝えます。
杉並区で初めての「民間による薪能」として始まった西荻薪能も、回を重ねるごとに評価が高まり、全国薪能一覧にも席を並べるような規模と内容に育ってきました。
毎回リピーターも多く、初めて能に触れる人にとっても、楽しめ感動できる薪能として、地域にも定着してきたように思えます。しかし「楽しめる」薪能に止まらず次のステップへ歩んでいこうと思い「能のワークショップ」を実施しています。
薪の炎、夜風、星空そして大地、本来の能の姿にこだわり、
金春流 座・SQUARE
舟弁慶 今年も桃井第四小学校生徒の作った100基の灯明が参道を照らしました。
杜 若 桃井第四小学校5年生100名による灯明製作は今年も多くの人々の目を楽しませました。
鵜 飼 昨年、とても好評だった薪能会場の灯明。今年も桃井第四小学校5年生の作った灯明が会場を飾りました。 5年 西荻薪能 灯明づくり
薪能の会場を小学生の作品で飾れませんか・・・その様な嬉しいお誘いをNPO西荻まちメディアの薪能担当の方よりいただいたのは3年前、薪能をお手伝いしていた時のことだったと思います。私は光を使った造形活動を考えていましたので早速次の年より参加をお願いしました。灯明はシンプルな材料と小さな光でできています。その主材料は桃四小にて年間数回あるお弁当給食の際に使用した割り箸を洗浄し乾燥保存したリサイクル材です。子どもたちは割り箸の組み合わせを試行錯誤しながら自分の思いを形にしていきました。 薪能当日、子どもたちの灯明はPTAをはじめ多くのボランティアの助けを借り薪能の会場に素敵な空間をつくりました。このことは狭い図工室で想像していた以上に豊かな造形体験として子どもたちの心に残ったものと思います。 また今年は展示作業後スタッフとして薪能を鑑賞させていただき、多くの観客が自分達の灯明を喜んでくれる様子を目の当たりにしたことで、大満足。どの子どもたちもニコニコ顔でした。 桃四小の[総合的な学習の時間]の5年生の学年テーマは「伝統・文化」です。灯明づくりの西荻薪能の活動に参加したことを出会いとして学習がスタートしていきます。学習を通し自分達の住む街の豊かさ、それを愛し支えるたくさんの人の存在。人と人とのつながりとそこに関わっている自分を感じ、多くを学んでいってくれることを願っています。 (桃井第四小学校 本永先生) 桃四小: 杉並区立桃井第四小学校
猩 々
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敦盛 − 日本文化の古典と近代を観る −
羽衣 − 日本文化の古典と近代を観る −
5月25日の西荻薪能、事前ワークショップとして実施
井筒 自然との共存を考えたとき、私達はこの地で実施する西荻薪能にたどりつきました。 ◆ 青少年育成のための能に関する日本伝統文化継承プログラムを検討中。 詳細はホームページでお知らせします。 NPO法人西荻まちメディア・西荻薪能部会では倭の音と西荻薪能の実施日に、たくさんのボランティアスタッフを募集しています。みなさんの力をぜひ貸してください。
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